日本史Bのネット問題集(徳川家光)
【問題】徳川家光に関する説明で正しいものを選べ。
- (A)禁教令を発布し、キリスト教信者を改宗させた
- (B)禁中並公家諸法度を発布し、朝廷・公家を統制した
- (C)武家諸法度(寛永令)を発布し、参勤交代を義務づけた
ヒント:徳川家光が生きた時代
1613年 | 慶長遣欧使節 |
---|---|
1616年 | 「清」の建国 |
1629年 | 紫衣事件 |
1637年 | 島原の乱 |
1641年 | 寛永の飢饉(〜1642年) |
大学入試「日本史B」に出る徳川家光のポイント
- 第3代徳川将軍
- 1604年〜1651年(江戸時代)
- 祖父の家康を崇拝し、家康が祀られている日光東照宮の大規模な改築を行った
- 参勤交代や幕府の役職(大老、老中、若年寄など)を整備することで幕藩体制を築く
- 将軍職のときに島原の乱(1637年)が発生
- 1639年にポルトガル船の来航を全面的に禁止し、鎖国状態を取ることとなった
- 田畑永代売買禁止令(1643年)にて、田畑の売買を禁止した
【正解】
(C)武家諸法度(寛永令)を発布し、参勤交代を義務づけた
- 家光の武家諸法度(寛永令)により参勤交代が義務づけられた
- 最初の武家諸法度(元和令)は、第2代将軍秀忠のとき(1615年)発布
- 禁教令(1612年)、禁中並公家諸法度(1615年)とも、第2代将軍秀忠のときに発布された