日本史Bのネット問題集(行基)
【問題】行基に関する説明で正しいものを選べ。
- (A)太政大臣禅師となり仏教政治を行った
- (B)大僧正として東大寺の大仏造立に協力した
- (C)盲目になりながらも日本に渡来し戒律を伝えた
ヒント:行基が生きた時代
672年 | 壬申の乱 |
---|---|
710年 | 平城京に遷都 |
712年 | 古事記の完成 |
720年 | 日本書紀の完成 |
743年 | 墾田永年私財法 |
大学入試「日本史B」での行基の重要ポイント
- 僧侶
- 668年〜749年(奈良時代)
- 民間に仏教を広めて回ったことで政府から弾圧を受けた
- 各地でため池や橋を作ったことで、多くの民衆から支持された
- 聖武天皇の要請により東大寺の大仏造立に協力した
- 日本で初めて仏教界の最上位となる大僧正(だいそうじょう)に任ぜられる
- 日本に戒律を伝えた鑑真(688?〜763年)、太政大臣禅師となり仏教政治を行った道鏡(?〜772年)と同時代に活躍
【正解】
(B)大僧正として東大寺の大仏造立に協力した
- 当初は政府から弾圧を受けていたが、大仏造立に対して政府から協力を求められた
- 太政大臣禅師となり仏教政治を行ったは、道鏡
- 盲目になりながらも日本に渡来し戒律を伝えたのは、鑑真