ネットでできる日本史Bの人物問題集(源頼朝)
【問題】源頼朝に関する説明で正しいものを選べ
- (A)断崖絶壁の崖の上から敵陣めがけて自ら駆け下りたとされる一ノ谷の戦いを指揮した
- (B)水鳥の羽音を敵の襲来と勘違いして平氏側が撤退したとされる富士川の戦いを指揮した
- (C)牛の角に松明をつけて敵陣に放ったというエピソードのある倶利伽羅峠の戦いを指揮した
ヒント:源頼朝が生きた時代
1167年 | 平清盛が太政大臣となる |
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1181年 | 養和の大飢饉(西日本で発生した大飢饉) |
1185年 | 壇ノ浦の戦い |
1191年 | 栄西が臨済宗を伝える |
1192年 | 源頼朝が征夷大将軍となる |
大学入試「日本史B」に出る源頼朝
- 武士
- 1147年〜1199年
- 征夷大将軍となり、鎌倉に幕府を開く
- 別名「鎌倉殿」とも呼ばれる
- 1183年には東海道と東山道の支配権を後白河法皇から得て、東国支配の基盤を固める
- 文治の勅許(1185年)にて、全国の守護、地頭を任命できる権利を認めさせ、西国にまで頼朝の支配権が及ぶこととなった
- 諸国に一人ずつ置かれるものが守護で、有力御家人が任命された
- 地頭は荘園や公領に置かれ、年貢の徴収や土地の管理を行った
【正解】
(B)水鳥の羽音を敵の襲来と勘違いして平氏側が撤退したとされる富士川の戦いを指揮した
- 源頼朝は、富士川の戦い(1180年)を指揮している
- 一ノ谷の戦い(1184年)のエピソードは、源義経のもの
- 倶利伽羅峠(くりからとうげ)の戦い(1183年)のエピソードは、源義仲のもの