英語や数学は予備校や塾で勉強している人でも日本史などの社会系科目は独学オンリーという人は少なくありません。
解法などの解説が必要な数学や英語と違って日本史は独学でも勉強することができるからです。
ただし、独学でも効果的な勉強法とそうでない勉強法があります。
最近では動画を上手に使うことがその分かれ目となります。
動画を使った勉強法で大事なことは動画を見ただけで終わりにしないということです。
動画を見ているとなんとなく勉強した気分になってしまいます。
授業形式の動画を見ていれば、そうなるのも仕方のないことですが、見ただけでは受験で使える知識にはなりません。受験で使えるのは問題を解くための知識です。
大学受験では紛らわしい選択肢問題というのが必ず出題されます。
日本史では人物や用語問題などが特にそうです。
こうした紛らわしい問題にはウロ覚えでは対応できません。選択肢を2つまでは絞れたんだけどどっちかわからないでは二択の賭けになってしまいます。
正解を導き出せる知識を身につける。
そのためには動画を見ただけでは不十分です。
動画を見た後に、その内容の振り返りを自分で行うようにしましょう。
確認テストがあればそうしたものを使うのも効果的です。
そこで人物名や用語を正確に覚えるようにすることが大切です。
ここまでで「1セット」の勉強と考えて、決して見っぱなしにするのは止めましょう。
独学で勉強する場合は、見る動画の質も大事。
ユーチューブに無料でアップされているものも増えていますが玉石混交で「外れ」もあります。
無料でもイイものは確かにあるのですが、それを探すために何時間もかけるようでは意味がありません。その時間を勉強に使ったほうが効果的です。
大学受験レベルであれば有料ですがスタディサプリ大学受験講座が質、内容の面から安心できます。無料のものを探す手間を考えればこちらのほうが費用対効果は高くなります。