日本史Bのネット問題集(小村寿太郎)
【問題】小村寿太郎に関する説明で正しいものを選べ
- (A)1871年に相互に領事裁判権を認める日清修好条規に調印した
- (B)1894年に領事裁判権を廃止する日英通商航海条約に調印した
- (C)1911年に関税自主権を回復する日米通商航海条約に調印した
ヒント:小村寿太郎が生きた時代
1858年 | 日米修好通商条約 |
---|---|
1872年 | 「学問のすすめ」初編発行 |
1885年 | 初代内閣(伊藤博文内閣)誕生 |
1902年 | 日英同盟 |
1904年 | 日露戦争(〜05年) |
大学入試「日本史B」に出る小村寿太郎
- 政治家(外務大臣)
- 1855年〜1911年(明治時代)
- 諸外国との不平等条約の改正に尽力した人物の一人
- 1911年に日米通商航海条約を調印して関税自主権を回復した
- (領事裁判権の廃止は、その前に陸奥宗光により達成された)
- 日露戦争後に日本側の全権大使としてポーツマス条約(1905年)に調印した
- ポーツマス条約では樺太の南半分が日本の領土となったが、賠償金は得られなかった
【正解】
(C)1911年に関税自主権を回復する日米通商航海条約に調印した
- 小村寿太郎は外務大臣として関税自主権の回復を果たした
- 日英通商航海条約に調印したのは陸奥宗光(外務大臣)
- 日清修好条規は日本が諸外国と締結した最初の対等条約(日清戦争まで適用された)