日本史Bの人物問題集(足利義政)
【問題】足利義政に関する説明で正しいものを選べ。
- (A)応仁の乱では東軍(細川方)として西軍(山名方)と対峙した
- (B)明とのあいだに国交を開き、日明貿易(勘合貿易)を開始した
- (C)永享の乱で幕府に対して反抗的だった足利持氏を滅ぼした
ヒント:足利義政が生きた時代
1439年 | 上杉憲実が「足利学校」を再興 |
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1457年 | コシャマインの戦い |
1467年 | 応仁の乱(〜1477年) |
1485年 | 山城の国一揆 |
1489年 | 銀閣寺の建立 |
大学入試「日本史B」での足利義政のポイント
- 第8代足利将軍
- 1436年〜1490年(室町時代)
- 妻の日野富子が政治に介入して混乱を招いた
- 足利義政の後継者(第9代将軍)をめぐって応仁の乱が発生
- 政治よりも文化に関心があり、後継ができると将軍職を譲ってしまう
- 3代将軍の義満が金閣寺を建立したのに対し、義政は東山に銀閣寺を建立した
- 東山文化を中心となって支えた
【正解】
(A)応仁の乱では東軍(細川方)として西軍(山名方)と対峙した
- 応仁の乱では足利義政が東軍で、弟の足利義視が西軍
- 日明貿易(勘合貿易)を開始したのは3代将軍の足利義満
- 永享の乱で足利持氏を滅ぼしたのは6代将軍の足利義教