日本史年表問題(11)恵美押勝

あれこれ日本史年表問題(11)恵美押勝

日本史年表問題(11)恵美押勝とは誰のことか?

(ア)道鏡
(イ)和気清麻呂
(ウ)橘奈良麻呂
(エ)藤原仲麻呂

 

ヒント&チェック

選択肢の人物はいずれも760年ごろに活躍した人物。互いに関係しています。
最初に敵対関係にあったのが橘奈良麻呂と藤原仲麻呂。

 

藤原仲麻呂を倒そうとした橘奈良麻呂が逆に滅ぼされたのが橘奈良麻呂の変
これにより権力を得たのが藤原仲麻呂で太政大臣にまでなります。

 

続いて対立したのが藤原仲麻呂と道鏡。これが恵美押勝の乱
ここで権力を得た道鏡は太政大臣禅師から法王となりました。

 

関連日本史年表
西暦トピック備考
757年橘奈良麻呂の変藤原仲麻呂 vs 橘奈良麻呂
760年藤原仲麻呂が太政大臣に
764年恵美押勝の乱道鏡 vs 恵美押勝
765年道鏡が太政大臣禅師に
770年道鏡が下野薬師寺に追放される

仏教政治を行っていた道鏡は皇位をも狙いましたが、和気清麻呂に阻止されます。

 

その後、後ろ盾を失ったことで道鏡は下野薬師寺に追放されました。

 

日本史年表問題の正解

(エ)藤原仲麻呂

 

藤原仲麻呂は恵美押勝を名乗り太政大臣にまでなりました。ところが後ろ盾だった光明皇太后が亡くなったのが転機。

 

恵美押勝の乱で道鏡に敗れました。
このあたりは権力者が目まぐるしく入れ替わったのが特徴です。

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